浴衣の販売

    先週に引き続き浴衣のリサイクル販売をいたします。

    今年の新作新品もございますのでどうぞお越しください。

    岡山市内倉敷はもとより津山方面四国高松からもお越し頂いております。

     

    貴族が風呂に入る際に着用した(ゆかたびら)がその原型とされているらしい。

    この当時の風呂は専用の衣服を着て入る蒸し風呂であり、そのための湯帷子はでできていた。今風でゆうバスローブのようなものであったらしい。

    安土桃山時代頃に裸で湯に浸かるに入浴習慣が生まれると、湯上がりに肌の水分を吸い取らせるために着られるものとなり、江戸時代には広く庶民に愛好されるものとなったようだ。

    江戸時代に日本で木綿が普及すると、麻織物に代わって、より吸水性の高い綿織物の着物が用いられるようになり、現代の浴衣へとつながることとなる。

    本来、浴衣は湯上りに身につける部屋着であり、また、昭和の洋装の一般化以降は腹巻としての用途が主であった。このため、昼間から浴衣を着て外出するのは憚られることとされていたが、そうした認識は現在では薄れてないにひとしい。

    明治期時代には、浴衣に半衿をかける例も記録されているようだ。

    昭和初期頃までは浴衣のことを「中型」「中紋」ということもあった。これは、反物の中でも浴衣にふさわしい柄は中型の紋様とされていたことによる。大型の紋様は布団などの寝具用、小型の紋様は外出着用とされていた。

    一般的には木綿地で、通常の物用の生地よりもやや粗めに織ったものが多い。

    高級な浴衣生地には、小地谷ちじみ(麻)やしじら織(木綿)などの「縮織(」がある。また、太さの異なる糸を用いて細かな織地をつくる「紅梅織」で作られた「綿紅梅」(木綿製)「絹紅梅」(木綿と絹の交織)などもある。しかしながらプレタの浴衣はほとんどが木綿で流通量はかなりを占めていると思われる。

    現代では、浴衣は夏季に身につけるおしゃれアイテムの一つとなっており、特に女性用の浴衣には、柄や色にも華やかなものが多くみられる。

    現代の日本の生活で浴衣が着用される機会は、主に花火・縁日・祭りなど、夏の行事の際である。こうした時期には、浴衣を着用して来場した場合に特典を設ける場合もある。

    旅館やホテルには腹巻として用意されている場合が多いが、その多くは簡略化されたものである。元来部屋着であるため、ホテル等では、浴衣で共用部に出ることは非常識とされる。温泉やホテル等では、伝統的に、浴衣のままで館内施設を利用したり近隣に外出すること(湯巡り、はしご湯など)は問題ないとされている。

    温泉街の宿泊施設が連携して、浴衣を一種のウェアととらえて演出アイテムとするケースもある。施設利用者に浴衣と下駄を貸し出し、着付けも行い、宿泊客にはそのままプレゼントするなどが一例もあるがまれです。

    日本情緒の雰囲気を味わえ、かつ、安価で着付けも単純な民族衣装として、外国人のお土産としても重宝されている。

    日本ゆかた連合会の提案により、1981年にきっこうてんの慣習とにちなんで、7月7日が「ゆかたの日」と制定されている。